トレッキング入門 必須アイテムと数量などの目安
登山口以降は売店・山小屋が無く「途中調達は一切できない」こと。足りない・持っていないと困りものですが、だからと言って余るほど持って行っても重いだけ・・・・。
ウエア・ギヤ類は長年使えるもの。最初からある程度しっかりした良いものを選ぶことでより一層楽しめます。
必須アイテムと数量などの目安
登山口以降は売店・山小屋が無く「途中調達は一切できない」こと。足りない・持っていないと困りものですが、だからと言って余るほど持って行っても重いだけ・・・・。
必須アイテムと数量などの目安
必ず使う備品・持ち物についてサイズや選び方、量の目安を中心にブツブツ。準備の参考に・・・・。
1、ザックの容量は20~25Lが目安
シーズン中の1日トレッキングなら、多少大き目のデイパックがピッタリです。
雨具、お弁当や水、行動食、春秋と夏で大きく異なる衣類も、たとえ防寒着にフリースを持って行ったとしても十分収まるはずです。
普段使いの物やファッショナブルな物でも大きな支障はありませんが、1日トレッキングならやはり山用がお薦めです。
山用のザックは頑丈な作り、レインカバーがある、バンジーコード(ウエアやタオルを挟むゴム紐)ほか多少機能的。少々重くても気にならずに楽に歩けるように出来ています。
ザック次第で大きく違う・軽く楽に歩く
もし新調するなら楽に歩くために軽く感じ疲れにくいサイズ・形を選ぶ。ザック全体を背中にフィットさせた方が重さを感じない
軽い物を底、重たい物を上に詰めると軽く感じ腰へ負担が少ない。
ザックをある程度締め、内容物がガサガサ動かないようにする。梱包用のプチプチや空気枕を詰めてフィットさせる手も荷物全部が底に沈んでしまう形になる大ザックは適さず、実際より重く感じ、逆にパンパンに詰め込んだ小さ目のザックは、重心が後方へ寄って肩~胸を圧迫してしまうのでNG。
高い位置に担げるようショルダーハーネス(肩ベルト)をしっかりと締め、ヒップベルト(腰ベルト)があるなら軽く締める。背中・肩・腰全体でザックを担げば相当軽く感じ、実際に驚くほど楽になります。
長い時間歩くのですから、最適サイズのザックで軽く楽に歩く。
お弁当は楽しいけれど
せっかくだもの楽しく頂きたいものです。地ベタに座ろうが、お弁当を置こうが味に変わりはありませんが、レジャーシートを1枚持って行きます。座る場所を探してウロウロせずとも良く、運よく晴れていればテーブルクロス代わりにもなります。緩衝断熱タイプがいいけど嵩張るからテロテロの安物が良いかもね。
あと、もしも雨なら折りたたみ傘が役に立ちます!
お弁当
レジャーシート
アートナップ
飲料水
飲料水は1日1リットルが目安一般に1日・5~8時間程度のトレッキングで1リットルほどの飲料が必要といわれます季節・天候、歩くコースにもよりますが、半日程度のコースなら500ml、長時間となるなら1~1.5リットルは必要です。携行する飲料は「水」にします。手を洗ったり、汗をぬぐったり。万が一の時には傷口を洗うこともできます。
おやつ・行動食
おやつ・行動食の目安好きなだけ持ってください。カロリー補給、または非常食の意味合いから「行動食」なんて言いますが、コースを意図的に外なければ遭難の心配は無し、単純におやつと考えて・・・・。(オフシーズンは「非常食」としての携行必須)実際甘いものを口にすると気力も甦ります、アメやキャラメルなんかが一般的。汗で失った塩分補給もあわせて塩アメ、塩分補給と小腹を満たす目的を兼ねてスルメやピーナッツなんてのもアリ・・・・。
重い!入らない・・・・省いても可、
・持って行けば安心かなって程度・・・・地図・コースマップ地図を頼りに進む必要がある訳ではなく、区間タイムやトイレの場所が記入されていると役に立つという程度。
・グローブ(手袋)怪我を防止するため、足元が悪い場所では特にグローブをするべき。また、指先が冷たいとポケットに手を入れたくなるしね。軍手を1対持って行って。
・保険証必要ないに越したことはありません。万が一、の際でも手続きや支払いを簡単に済ませるため、文字通り「保険」に持って行きましょう。
・救急セット私の救急セットの中身は消毒液・バンドエイド・包帯1巻・正露丸・ブァファリンです(笑)。これで足りないなら大怪我だし、その時は保険証の出番です。
・トイレットペーパー森のトイレにはちゃんと備え付けがあります。ま、これこそ万が一のために。1~2回分程度の量を残して芯を抜き、ペシャンコにすれば邪魔にならずに持って行けます。水溶性のティッシュでも可。 携帯トイレ便座に持参した携帯トイレをセットし、用を足したらそのまま密封して登山口まで持って降りて専用の箱へ捨てるだけ。
・使いたくない!万が一の保険にホイッスル
・携帯電話は電源OFFで念のため。登山口周辺から先は電波は届きませんが、視界の開けた場所で電波が届くこともあります。電源を切って(電池の消耗防止)。布ガムテープの出番があるかもアルピニストは大抵ザックに布製ガムテープを忍ばせているそうです。「カッパが破れた!」「靴が壊れた!」「捻挫や骨折した時に添え木などを固定」なんてトラブルの時に重宝するからだそうです。