テント張り方の基本4ヵ条
テントの張り方は、キャンプを始めるのに意外と高いハードル。そこで、テントを張る際に役立つ設営場所の注意点や実際の張り方をご紹介します!これでテント張りは安心!あなたもキャンプに出かけてみよう!
①:テント張りを始める前にも注意する点があります。
初めてのキャンプテント選びで、悩む初心者さんも多いはず。
キャンプ初心者さんに定評があるドームテントで設営が簡単(4~5人で眠れる)
(コールマン テント タフワイドドーム4 スタートパッケージ)のテント張り方を紹介します。
設営時間の目安
手順は大きく分けて
①インナーテントを建てる
②フライシートをかける
③ペグを打ち込むの3つ。
設営時間は初心者の目安が20分と言われています。また、設営する時間帯も考慮しましょう。ライトがあっても夜にテントを張るのはなかなか大変です!
②:設営場所選びの4ポイント
ポイント1:雨水対策
雨が降ってきてもテントに雨水が入らないよう、水はけの良い場所を選ぶことが大切です。もし、水はけの悪い場所にどうしても設営しなければならない時は、テントの周りに溝を掘るのも一つの方法です。ただし、キャンプ場管理者に了承をとって下さい。
ポイント2:日陰や木の下
木陰や日陰にテントを設営しましょう。木の下であれば、水はけも良いですし、直射日光や夜露も避けれます。ただし、一本だけポツンと立っている木の下は、落雷の可能性があるのでNG!また、虫や樹液が落ちてくることもあるので頭の隅に・・・・。
ポイント3:川辺はNG!
川辺は非常に危険です。水はこないだろうと甘く見てはいけません!キャンプ場では晴れていたとしても、上流では大雨が降り水位が急に上昇しす。気が付いた時点での撤収は、間に合わないことが、川辺での設営は絶対に止めましょう。
ポイント4:風の吹き抜ける場所はNG
③:設営スタート!張り方
付属品としてアルミピンペグ13本、プラペグ6本、ロープ8本、プラスチックハンマー1本、キャリーバッグがついており、必要最低限の用具は揃っています。
1:テントを広げる
テントをしっかりと広げましょう。ここからテント設営開始です。
2:ポールを通す
ポールを通す時には、テントによってはポールを通す順番が決まっている場合があるので、一度確認してみて下さい。
3:ポールを差込み、エンドピンに差し込む
クロスするようにポールを差し込んだら、テントの裾にある四隅のエンドピンに差し込む。四隅のエンドピンに差し込むことでポールが張り、インナーテントが立ち上がります。
4:インナーテントとポールを接合させる
インナーテント10箇所に付いているフックをポールに引っ掛けます。
5:フロントポールを設置する
フロントポールをUの字に伸ばし、出入口の脇にあるエンドピンに差し込みます。さらに、インナーテントに付いているグレーのテープをフロントポールに巻きます。
6:リアバイザーポールを設置する
フロントポールを設置させた反対側の入り口上部にあるフックにリアバイザーポールを設置します。
7:ペグを打ち込みテントを固定する
ペグで固定する際、打ち込み角度を45度にすると強度が増します。
8:リッジポールを固定する
リッジポールをフライシートのベンチレーション(天井部分にある小窓)に差し込む。
9:フライシートを被せ、固定する
フライシートを被せ、インナーテントの四隅に付いているDリングにかける。
10:フライシートとインナーテントを接合させる
フライシートの内側に付いているベルクロテープをポールに固定します
11:フライシートをペグダウンさせ地面と固定させる
まずフライシートの裾をペグダウンさせたあと、自在ロープをフライシートの赤い丸の部分に結びつけ、ペグダウンします。最後に、自在ロープを締め上げれば完成です!
※一人での設営3つのコツ
基本的には2名以上での設営を推奨しますが、様々な事情で一人での設営を余儀なくされた方のために、コツと注意点を紹介します!
コツ1:最初に片側2箇所のみをペグで抑え、その2箇所とテント固定用ピンをポールに差し固定する。
コツ2:ポールを持ち上げる時は、ペグで抑えている側に押し気味に持ち上げる。
コツ3:ポールを持ち上げる時は、足でテントを踏んで逃げていかないようにする。
④:テント張りに必要なのは慣れ
テント設営って何だか難しそうに感じますが。テント設営は考えているよりずっと簡単で、慣れてくれば、ささっと設置できます。
設営動画